行政書士についての解説

行政書士は法律に基づく国家資格者です

行政書士は、「行政書士法」という法律に基づき、他人の依頼を受け、報酬を得て、次の事柄を行うことを主な業務としています。

1. 役所に提出する許認可等の申請書類の作成及び提出手続の代理
2. 権利義務に関する書類の作成とその代理
3. 事実証明に関する書類の作成とその代理

行政書士の作成する正確・適切な書類が、個人の生活上の権利や利益を守ったり、手続先の官公庁（行政）に対しては、円滑な事務処理の確保に貢献するなど、行政書士が社会で果たす役割と責任は、少ないものではありません。



「役所に提出する書類」の主な手続例

法人設立（株式会社、合同会社、ＮＰＯ法人、社会福祉法人、医療法人、宗教法人等）、著作権登録、各種事業許可・登録・認定・届出（建設業、産業廃棄物処理業、旅行業、警備業、運送事業、人材派遣業、古物商、飲食店、風俗営業等）、農地法許可、自動車保管場所証明（車庫証明）、自動車登録等


「権利義務に関する書類」の主な例

遺産分割協議書、各種契約書（贈与、売買、交換、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇傭、請負、委託、寄託、組合、終身定期金、和解）、念書、示談書、協議書、内容証明、告訴状、告発状、嘆願書、請願書、陳情書、上申書、始末書、行政不服申立書等


「事実証明に関する書類」の主な例

実地調査に基づく各種図面類（位置図、案内図、現況測量図等）、定款、各種議事録、会計帳簿、申述書等

行政書士について詳しくはこちら　日本行政書士会連合会

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